まいどおおきに、ねやです。
最近寒くなってきましたね。
ただ、今回はそんな寒さも吹き飛ばすくらいアツい話題を持ってきました。
なんとあの近畿日本鉄道(近鉄)が、コスパ爆発きっぷを発売しているんです!
その名も「近鉄全線3日間フリーきっぷ」!
どれくらいコスパ爆発しているかというと、以前当ブログで紹介した「どこでもきっぷ」匹敵するレベル!
どこでもきっぷの詳細については、下記の記事を見てほしい。
ということで今回は、「近鉄全線3日間フリーきっぷ」を紹介していく。
近鉄全線3日間フリーきっぷの概要
まずこのきっぷのスペックを下記の表にまとめた。
近鉄全線3日間フリーきっぷ
形態 | フリーきっぷ(乗り降り自由) |
フリーエリア | 近鉄全線・生駒ケーブル・西信貴ケーブル |
有効期間 | 3日 |
特急列車 | ▲(要特急券) |
価格 | 3000円(子供1500円) |
備考 | 葛城山ロープウェイは運賃半額 |
発売期間 | 2021/10/04~2022/03/28 |
利用可能期間 | 2021/10/08~2022/03/31 |
このきっぷがコスパ爆発している理由
今回は表の項目が少ないから、5割くらいの人はこのきっぷのコスパの爆発具合が分かったかもしれない。
ただ、わからない人のために、これから僕がコスパ爆発していると思った点を詳しく紹介していく。
1, 近鉄乗り放題
まず1つ目は近鉄全線が乗り放題ということ。
奈良にも京都にも名古屋にも伊勢にも吉野にも、このきっぷだけで行けます。
近鉄のケーブルカーにも乗り放題。
ただし、葛城山ロープウェイは乗り放題ではない。
2, 葛城山ロープウェイが半額
葛城山ロープウェイは乗り放題ではないと言ったが、往復もしくは片道1回だけ半額になる。
無料にしろやと思うが葛城山ロープウェイは往復1500円もするから、タダで乗せてしまうとさすがの近鉄さんでも破産してしまうのだろう。
3, 有効期間が3日
そしてこのきっぷ、どこでもきっぷに対抗したのか、有効期間が3日である。
ぶっちゃけ近鉄沿線は日帰りで行ける観光地が多いから1日で十分なのだが、なぜか3日ある。いらん。
4, 旅先で様々な特典が受けられる
観光特化型きっぷあるあるの観光地での特典ももちろんある。
観光地、飲食店、レンタカーなど、観光に役立つ特典が100個ほどある。
あれ?もしかして近鉄さん、どこでもきっぷを意識してる?
ただ、観光施設系の特典がしょぼすぎる。
あべのハルカスと志摩スペイン村くらいしかマトモなのが無い。
奈良の寺社仏閣の拝観料割引とか鹿せんべい1パック無料とかやってほしかった…。
まあきっぷに付いてくるオマケの特典には期待しないほうが良いかもしれない。
ちなみに僕はきっぷのオマケ特典を一切使ったことがありません。
5, めっちゃ安い
さて、どこでもきっぷを意識しているのであれば、もちろんお安いんですよね?
はい、安いです!なんと
3000円
ポッキリです!
日割りにするとなんと1000円!
大阪難波から主な駅までの運賃と比較するとこんな感じ。
- 3日間フリーきっぷ 3000円
- 3日間フリーきっぷ(日割り) 1000円
- 大阪難波~近鉄名古屋 2410円
- 大阪難波~賢島 2350円
- 大阪難波~津 1720円
- 大阪難波~西青山 1290円
- 大阪難波~吉野 1050円
- 大阪難波~近鉄奈良 570円
- 大阪難波~大和西大寺 500円
なんと難波と名古屋を往復するだけで簡単に元が取れてしまう。
長距離を往復するだけで元が取れるって、近鉄さん意識してるよね?
コスパ爆発している理由まとめ
以上が近鉄全線3日間フリーきっぷがコスパ爆発理由である。
まとめるとこんな感じ。
- 近鉄乗り放題
- 葛城山ロープウェイが半額(1回限り)
- 有効期間が3日
- 旅先で様々な特典が受けられる
- 3000円
コスパ爆発しすぎ。
ただ、世の中には安いだけのものなんて存在しない。
そう、安さにはそれなりの理由があるはずだから、ここからは 近鉄全線3日間フリーきっぷの注意点を解説していく。
近鉄全線3日間フリーきっぷの注意点
1, 近鉄特急は別料金
まずは近鉄特急は別料金。
しまかぜやひのとりはもちろん、アーバンライナーも別料金。
いちいち小銭を使って特急券を買うのは面倒くさいが、きっぷ自体が3000円と安いから許せる。
これが6000円とかだったら「特急タダで乗せろや!」って思うかも。しらんけど。
2, 当日購入はできない
「よし!今から旅に出る!」とか、突発的に行動する人は気をつけたほうがいいと思うけど、そんな人ほぼいないから問題はないと思う。
事前に計画を立ててから旅行するという簡単な解決法で解決できる。
3, オンライン購入は5日前まで&送料別
どこでもきっぷと同じように、このきっぷもオンラインで購入することができる。
ありがとうございます。
ただし、5日前までの購入と送料の負担が必要になる。クソすぎる。
なぜわざわざきっぷを送りつけてくるのだろうか。
利用当日に窓口とかで受け取れるようにしてくれれば、無駄な送料もかからないのになぜそうしないのか。
マジで意味がわからない。
改善の余地はあったのではないかとは思うが、送料を払ったとしても十分コスパ爆発しているからギリギリ許す。
注意点まとめ
以上が、僕が調べた近鉄全線3日間フリーきっぷの注意すべき点である。
- 近鉄特急は別料金
- 当日購入はできない
- オンライン購入は5日前まで
- オンライン購入は送料が別途掛かる
特に気を付けてほしいのがオンライン購入は5日前までと送料が掛かること。
きっぷをポチるときは注意してほしい。
結論「近鉄版どこでもきっぷ」
ここまで近鉄全線3日間フリーきっぷを紹介してきたがいかがだっただろうか?
僕の結論としては近鉄版どこでもきっぷだと思った。
なぜなら乗り放題で激安でコスパ爆発しているという共通点があるから。
もちろん特急が別料金とか違うところもあるがそっくりなところが多かったからこのような結論になった。
今年の秋冬はどこでもきっぷでのお出かけもいいが、近鉄全線3日間フリーきっぷでのお出かけもいかがだろうか?
あ、最後に一応言っておく。
「近鉄さん、どこでもきっぷ意識してるよね?」
(JR西日本が近鉄のきっぷをパクったのかもしれんけど)