まいどおおきに、ねやです。
今回は小ネタということで、ダイソーで110円で売っている放熱シートが本当に効果があるのかを確かめてみる。
あ、n(自然数)番煎じだということでタブを閉じるのはまだ待ってほしい。
他のブログやYouTubeではスマートフォンで検証している場合がほとんどだが、
この記事ではM2搭載のMacBook Airで冷えるのかを検証する。
このM2 MacBook Airはファンレスで、
長時間高負荷な作業をしていると発熱で焼きたてのたこ焼きレベルでアツアツになってしまう。
だからこのダイソー放熱シートで放熱性を向上させてアツアツを軽減させようという作戦だ。
そのついでに放熱シートを貼り付けたら実際に温度が下がるのかを検証する。
M2 MacBook Airのレビューはこちら↓
外観
見せる必要は無いかもしれないが、まずは外観を見せておく。
表面の見た目や触り心地は黒いマスキングテープに近い。
ペタペタ手に貼り付いてこないから触り心地は良い。
裏面はスマートフォンに貼り付けられるように粘着テープになっている。
粘着強度はあまり強くないから簡単にはがせる。
これが良いのか悪いのかは人によって違うと思うが、
僕的には「やっぱいらね」と思ってはがしても跡が残らないから良いと思う。
余談だがシートのサイズの割に、パッケージのサイズ大きすぎないだろうか?
こんなにパッケージがデカイと輸送コストが上がってSDGs的によろしくないから、
パッケージを小さくするべきだと思う。僕は。
貼り付け
どうでもいい話はこれくらいにして、M2 MacBook Airにダイソー放熱シートを貼り付ける。
キーボード側が1番発熱するからキーボード側に貼るのが1番良いのかもしれないが、
ぶった切らないと物理的に貼り付け不可能だから裏面に貼ることにした。
裏面もスタンドを取り付けているせいで、貼り付け場所にめちゃくちゃ悩んだ。
最終的には上の写真の位置に貼り付けることにした。
かなり中途半端な場所だが、真下にSoCやストレージ、Thunderboltのコントローラーがあってまあまあ発熱する場所だから、ぶった切らずに貼り付けられる場所では一番効果があると思う。
それでは早速冷えるのか検証していこう。
検証
今回の検証はCinebench R23完走後にCPU温度と表面温度を計測して、
ダイソー放熱シートの有無で差があるのかを確かめる。
あとベンチマークスコアも。
雑かもしれないが許してほしい。
ちなみにCPU温度はClean my Mac Xというソフトで、
表面温度は非接触型温度計で計測する。
使用した温度計はこちら↓
結果
検証完了。結果は下記の通り。
平常時 | 放熱シートなし | 放熱シートあり | |
CPU温度 | 34℃ | 87℃ | 86℃ |
表面温度 | 29℃ | 40℃ | 41℃ |
スコア | – | 7948pts | 7848pts |
差は、無かった…。
ちょっとは温度が下がるかなと期待したが、全く変化しなかった。
Cinebenchのスコアがむしろ下がっているが、100くらいは誤差だから気にしなくていい。
【結論】意味ない
ということでダイソー放熱シートをM2 MacBook Airに貼り付けた結果、
放熱強化に全く貢献しなかったということが分かった。
そもそもMacBookはアルミ製で元々放熱性が高い。
実質全体に放熱シートを貼っているようなものだから、効果が出なかったのだろう。
見た目もダサくなるからやめたほうが良いというのが僕の結論だ。
ということでこのダイソー放熱シートははがして捨てる。
110円をドブに捨てる結果になったが、
次こそは以前買ったTWSのような当たり商品を見つけるぞと
今日も100均に通う中の人であった。