まいどおおきに、ねやです。
ダイソーで買い物をしていたら、去年話題になったダイソーTWS(完全ワイヤレスイヤホン)の新型を発見した。
前々からダイソーTWSには興味があったから、新型が発売されていたのを機に購入することにした。
価格はもちろん1100円。
旧型は評判がそれなりに良いが、果たして新型はどうだろうか?
結論としては、すべてがクソだからを買うなということで、
なぜそのような結論に至ったのかも含めて話していく。
新型ダイソーTWS「E-TWS-2」の仕様
![](https://neyatetsu.com/wp-content/uploads/2022/06/P1105876.jpg)
まず、この新型ダイソーTWSの主な仕様は下記の通り。
価格 | 1100円(税別1000円) |
連続再生・通話時間 | 約5時間 |
充電時間 | 約1~1.5時間 |
充電端子 | USB Type-C |
Bluetoothバージョン | 5.0 |
対応Bluetoothプロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
対応コーデック | SBCのみ |
ハンズフリー通話 | ○ |
音声アシスタント起動 | ○ |
ノイズキャンセリング | × |
外音取り込み | × |
コスト削減のためか対応コーデックはSBCのみ。
AACやApt-X、LDAC等の高音質コーデックには対応していない。
もちろんノイズキャンセリングには非対応だ。
E-TWS-2の外観
![](https://neyatetsu.com/wp-content/uploads/2022/06/P1105908.jpg)
ざっくりと仕様を話したところで、外観を見ていこう。
正直に言うが安っぽい。
プラスチック感丸出しで、高級感は皆無。
1100円という値段を実現するためには仕方なかったのかもしれないが、
もう少しどうにか成らなかったのかとは思う。
技適あり
![](https://neyatetsu.com/wp-content/uploads/2022/06/P1105893.jpg)
当たり前だが、中華製品じゃないからもちろん技適に対応。
充電ケースの底面にデカデカと技適マークが刻印されている。
わざわざケースに刻印する必要は無いと思うが、技適警察対策だろうか?
端子はUSB Type-C
![](https://neyatetsu.com/wp-content/uploads/2022/06/P1105885.jpg)
旧型はmicroUSBだったらしいが、この新型の充電端子はなんとUSB Type-C!
3万円のAirPods ProですらLightningとかいうクソ端子を搭載しているのに、
このダイソーTWSは1100円でUSB Type-C搭載を実現してしまった。
ダイソースゴイ…。
付属品はしょぼい
![](https://neyatetsu.com/wp-content/uploads/2022/06/P1105883.jpg)
付属品は下記の通り。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- 説明書
- USB Type-Cケーブル(25cm)
付属のUSBケーブルは何に使えばいいのか分からないレベルで短い。
そして大抵のイヤホンには付属しているはずの、他サイズのイヤーピースは付属していない。
正直USBケーブルは腐るほど持っているし、ほとんどのご家庭に1本はあると思う。
だから短すぎて使い物にならないUSBケーブルよりも、
他サイズのイヤーピースを付けるべきだと思う。僕は。
![](https://neyatetsu.com/wp-content/uploads/2022/06/P1105917.jpg)
![](https://neyatetsu.com/wp-content/uploads/2022/06/P1105931.jpg)
あと説明書が無駄にデカくて、無駄にここまで丁寧に説明する必要あるのか?というくらい書いてあった。
どうでもいいがこの説明書、MacBook Airよりも大きい。
実際に使ってみる
![](https://neyatetsu.com/wp-content/uploads/2022/06/P1105900.jpg)
ここまで安っぽいとか、付属品がしょぼいとか、USB Type-Cなのが神とか話したが、
それよりもイヤホンで重要なのが音質。
ぶっちゃけ外観がしょぼくても、音質がそれなりによければそれで十分。
ということでここからは実際に使って、音質チェックも行っていく。
ペアリング
![](https://neyatetsu.com/wp-content/uploads/2022/06/P1105968.png)
まずはスマホとペアリングする。
イヤホンをケースから出すと電源が入り、
Bluetoothデバイスリストに「BTTWSL2」と表示される。
![](https://neyatetsu.com/wp-content/uploads/2022/06/P1105971.png)
![](https://neyatetsu.com/wp-content/uploads/2022/06/P1105972.jpg)
この「BTTWSL2」を選んでペアリング作業をすれば、使用可能になる。
詳しいペアリング方法はググるなりヤフるなりヘイシリするなりして各自で調べてほしい。
装着感はクソ
![](https://neyatetsu.com/wp-content/uploads/2022/06/P1105936.jpg)
ペアリングが完了して耳にはめ込んだが、
装着感は良くない。
イヤーピースを他のものに交換したとしても、
ちょっと触れただけで耳から落下しそうになる。
今まで店で試し聞きしたりした高級イヤホンではこんなことは無かったから、
高級イヤホンは外観や音質だけでなく、
こういった装着感にもこだわっているということに気付かされた。
音質もクソ
![](https://neyatetsu.com/wp-content/uploads/2022/06/P1105991.jpg)
そして肝心の音質だが、これマジでクソだった。
安物イヤホン特有の籠もった音がするし、なんか人の声がおかしく聞こえる。
イコライザーで調整したとしても、音質は良くない。
1100円という値段の割には頑張っているのかもしれないが、
控えめに言ってクソ音質だ。
その他のクソ要素
そしてこのダイソーTWSはこれら以外にも、クソ要素がある。
イヤーピースを変えるとケースのイヤホンが浮く
![](https://neyatetsu.com/wp-content/uploads/2022/06/P1105900.jpg)
まずイヤーピースを付属品以外の大きいものに交換すると、
イヤホンがケースに入り切らず、若干浮いた状態になる。
ケースがイヤーピースの交換を想定されて設計されていないのが原因だと思うが、
ほとんどの人はイヤーピースを交換するから、これくらいは想定して設計してほしい。
左右で音量が違う
これはクソ要素というより欠陥レベルだが、なんとこのTWSは左右で音量が違うのだ。
微妙に音量差があるならまだ気にならないと思うが、僕の個体は明らかに左の音量が小さい。
僕以外にも音量差があったと言っている人がネット上に居たから、
それなりの個体に音量差があると思われる。
【結論】すべてがクソ
![](https://neyatetsu.com/wp-content/uploads/2022/06/P1105908.jpg)
ということでダイソーの新型TWSを辛口レビューしたがいかがだっただろうか?
外観、装着感、音質、その他諸々すべてがクソだということを理解していただけたと思う。
1100円でゴミを買うようなものだから、絶対に買うべきではない。
特にTWSはリチウムイオンバッテリーを搭載していて、燃えないゴミでは捨てられない。
処分に困ることにもなるから、1100円をドブに捨てる感覚で買うのもおすすめしない。
お金を貯めてもうちょっと良いのを買おう
![](https://neyatetsu.com/wp-content/uploads/2022/06/P1105991.jpg)
僕的にはこんなゴミTWSよりも、有名メーカーの廉価グレードのTWSをおすすめする。
例えばAnkerであれば4000円台のTWSも販売している。
ダイソーTWSよりはかなり高いが、
ダイソーと違って18ヶ月のメーカー保証もあるし、音質も雲泥の差だ。
AnkerのTWSを選んだほうがQOL(生活の質)や幸福感は高くなるだろう。