まいどおおきに、ねやです。
「またかよ!」と思われているだろうが、
またまた新型ダイソーTWSが発売されていたからレビューする。
以前のモデルのレビューを見ていない方は下記リンクからどうぞ。
【結論】ダイソーTWSの最高峰
結論から言ってしまうと、3モデル試した中ではこれが現時点で最高のダイソーTWSだ。
音質、充電端子、使い勝手…どれもダイソーTWSの中で右に出るものはいない。
ダイソーTWSを買うなら間違いなくこれを買うべきだ。
新型ダイソーTWSのスペック
まずは新型ダイソーTWS「TWS_G273」のスペックを
旧型の「TWS001」と比較しつつ解説する。
「E-TWS-2」のほうは捨ててしまって手元にないから「TWS001」とだけ比較する。
主なスペックは下記の通り。
型番 | TWS_G273(新型) | TWS001(旧型) |
価格 | 1100円(税別1000円) | 1100円(税別1000円) |
連続再生・通話時間 | 約3時間 | 約4時間 |
充電ケース併用 | 約12時間 | 約10時間 |
充電端子 | USB Type-C | USB micro-B |
Bluetoothバージョン | 5.0 | 5.0 |
対応Bluetoothプロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
対応コーデック | SBCのみ | SBCのみ |
ハンズフリー通話 | ○ | ○ |
音声アシスタント起動 | ○ | ○ |
ノイズキャンセリング | × | × |
外音取り込み | × | × |
イヤホン形式 | ダイナミック型 | ダイナミック型 |
ドライバーユニットサイズ | φ8mm | φ7.5mm |
出力音圧レベル | 102±3dB | 92±3dB |
再生周波数帯域 | 20Hz~20000Hz | 20Hz~20000Hz |
インピーダンス | 16Ω | 32Ω |
充電端子がUSB-Cに!
大きく変わったところは充電端子がUSB Type-Cになったこと。
今はほどんどのデバイスがUSB-Cで充電できるから、
ケーブルが共通化できてとても助かる。
Appleもダイソーを見習ってほしい。
ドライバーユニットが大型化
そして細かいところでは、ドライバーユニットがφ7.5mmからφ8mmに若干大型化している。
基本的にオーディオ機器はドライバーユニットがデカいほど音質が良くなるから、
音質が良くなっている可能性がある。
とはいっても所詮ダイソーだから、あまり期待しすぎないほうがいいだろう。
それ以外のところは…、ねやにはわからん!
箱・付属品
スペック解説はこれくらいにして、
新型ダイソーTWSの箱や付属品を見ていこう。
箱
まずは箱から。
左が新型の箱、右が旧型の箱だ。
若干コンパクトになっている。
付属品
開封。
付属品は本体、充電ケース、説明書のみ。
旧型は充電ケーブルが付属していたが、
新型は付属していない。
とはいっても旧型に付属していたケーブルは短すぎて全く使い物にならないゴミだった。
ゴミを付属しないことでコストダウンしたのは良い判断だと思う。(SDGs的にも良いしね)
替えのイヤーピースは付属していないから別途購入しよう。
外観
質感は1100円の割には良い
次は外観。
まず質感は右の旧型と比較して、そこそこ良くなった。
旧型はテカテカなプラスチックでめっちゃ安っぽかったが、
新型はマットなプラスチックに変わったから、明らかな安物臭は無くなった。
まあそれでもおしゃれとは言えないし、AirPodsには到底及ばないが。
後ろ側にはみんな大好きUSB-C!
写真を撮り忘れたが、前面には電池残量のインジケーターがあり、
充電中にケースの電池残量が分かるようになっている。
底面には技適マークやPSEマークが刻印されている。
旧型は技適マークだけだったが、なぜ刻印する情報を増やしたのだろうか?
使ってみる
外観は改善していたが、重要なのは装着感、音質等の実用性。
ここからはそれらをチェックしていく。
装着感は少々改善
まずは装着感。
あくまで僕の耳においてだが、旧型と比較すれば少々改善していた。
とはいっても比べないと分からない程度の改善だから、
差は無いと言ってしまってもいいだろう。
まあ旧型からそれなりに良かったから、改善してなくても問題は無い。
ランニングでも落ちる心配は無いと思われる。
音質よりも味付けが変化
次はみなさんが一番気になるであろう音質をチェックする。
ドライバーユニットが大型化しているから、僕もちょっと期待している。
ということで早速Xperia様と接続して早速音楽を再生してみた。
聞いてみた感想としては、音質よりも音の味付けがかなり変わったように感じた。
旧型は低音が強くて長時間聞いていると疲れる味付けだった。
だけど新型は低音が控えめになって人の声が聞き取りやすくなった。
音の味付けは好みによる部分が大きいが、
僕は新型の味付けのほうが好みだ。
ただ肝心の音質のほうは、聞いた感じはあまり変化を感じられなかった。
ドライバーユニットの0.5mm大型化は誤差でしかなかったようだ。
ケースが開けやすくなった
最後に細かいところだが、
ケースの蓋がツメ固定から磁石固定に変わったことで開けやすくなった。
ケースの開けにくさは地味にストレスに感じるから、
開けやすくなったのはうれしいアップデートだ。
あと蓋が半開き状態のときは勝手に閉じるようになったから、
蓋をちょっと触るだけで閉じれるのも良き。
ただヒンジの強度は旧型とあまり変わっていないから、
旧型同様、雑に扱うと蓋がバキッと逝きそうだ。
不満2つ
とまあこんな感じで、新型ダイソーTWS「TWS_G273」は確実に旧型から進化しているが、
レビューしている途中で不満な点を2つ見つけた。
実用上問題は無いが、個人的に結構気になる不満だから最後にそれだけ話させてほしい。
音量がでかい
まず1つ目は音量がでかいこと。
「いや音量がでかいのはいいじゃん!」と思うだろうが、
このイヤホンは音量がでかすぎるのだ。
下から2つ目の音量でも少し大きいなと感じるレベルだから、
もうちょっと音量を落としてほしかったなと思った。
最低音量が無音
「下から2つ目で大きいなら、最低音量まで下げればいいじゃん!」
と思うだろうがそれはできない。
なぜならこのイヤホンは最低音量にすると、
全く音が聞こえないという仕様があるからだ。
これが2つ目の不満。
下から2つ目の音量が事実上の最低音量になる。
謎仕様。というか欠陥だろ。
まとめ
ということで新型ダイソーTWS「TWS_G273」をレビューしたがいかがだっただろうか?
僕としては現状ダイソーTWSはこれ一択だと思う。
そこそこ良いデザイン、USB-C、人の声が聞き取りやすい音の味付け…
音量がでかいこと、最低音量が無音になることといった欠陥はあるが、
それでも僕はこれがダイソーTWSの最高峰だと思う。
とは言っても音質はお世辞にも良いとは言えないから、
音楽を楽しむという用途よりは、人の声が聞き取りやすいから
YouTubeやラジオを流し聞きするような用途におすすめだ。
音楽を楽しむなら大人しくAirPodsかWF-1000XM4かSoundcore Life P3を買おう。