まいどおおきに、ねやです。
みなさんはSuicaなどの交通系ICカードを利用したときに残高不足で改札で止められた経験はないだろうか?
プラスチックカードの交通系ICカードはその場ですぐに残高を確認できないから、残高を把握しておらず止められたという経験をしたことのある方も多いだろう。
そうならないためにも今回は、お手持ちのスマートフォンで簡単に交通系ICカードの残高を確認する方法を解説する。
改札で残高不足で止められたくないという人はぜひ参考にしてほしい。
今回紹介するアプリは完全無料かつ広告無し、さらには残高確認以外の便利な機能を搭載するアプリもある。
だから既にスマートフォンで残高を確認する方法をご存知の方も、この機会にこれらの方法もあるということを知る機会にしていただけるとありがたい。
スマートフォンの必須要件

早速解説といきたいところだが、その前にスマートフォン側が満たしていないといけない要件を解説しておく。
iPhoneの方はほとんど問題無いと思うが、Androidは機種によって対応非対応が分かれるから、Androidの方は特に確認してほしい。
iPhoneは7以降
まずiPhoneの場合はiPhone 7以降に発売された機種であれば全て対応している。
これより後の機種であれば、SE(第2世代以降)を含め全て問題無い。
Androidはおサイフケータイ対応機種のみ
次にAndroidの場合だが、Androidはおサイフケータイに対応している必要がある。
お使いのAndroidがおサイフケータイに対応しているかを確認する方法はいくつかある。
その中でも1番簡単な方法は、スマートフォンに「おサイフケータイアプリ」がインストールされているかを確認することだ。
このアプリはおサイフケータイ対応機種はほぼ必ずインストールされている。
もしインストールされていないのであれば、残念ながらお使いの機種はおサイフケータイに対応していない。
交通系ICカードの残高を確認する方法
要件を確認できたら、ここから交通系ICカードの残高を確認する方法を1つずつ解説していく。
今回解説する方法は下記の通り。
- おサイフケータイアプリ(Android限定)
- WESTER
- JR東日本アプリ
おサイフケータイアプリ

まず1つ目はAndroid限定となるが、最初からインストールされているおサイフケータイアプリで確認する方法。
Androidのお使いであればこの方法で確認するのが一番おすすめだ。
残高確認だけであれば、モバイルSuicaなどのおサイフケータイのサービスを利用していなくても利用可能だ。
この方法のメリットはなんといっても追加でアプリをインストールする必要が無いところ。
アプリを増やしたくないという人におすすめの方法となる。
確認方法は簡単で、おサイフケータイアプリを開いたらスマートフォンの背面にカードを当てるだけだ。
これで画面上に残高が表示される。
WESTERでご確認ください

iPhoneをお使いの方はこれから解説する2つの方法が利用可能。
自分の好みや生活スタイルに合わせてお好きな方法を選択してほしい。
この2つの方法はもちろんAndroidでも利用可能だ。
2つ目はJR西日本の公式アプリ、WESTERで確認する方法。
「WESTERでご確認ください」で有名な、あのWESTERアプリだ。
何でもWESTERアプリに丸投げするJR西日本だから、もちろんICOCAなど交通系ICカードの残高もWESTERでご確認することができる(笑)
WESTERアプリを最初に起動すると会員登録をするかを聞かれるが、交通系ICカードの残高確認機能は会員登録不要で利用可能だから会員登録しなくても大丈夫だ。
確認方法
確認方法は、初期設定であればアプリホーム画面の左上、きっぷ予約の右隣に「ICOCA残高」というボタンがあるからそれを押す。

ICOCAと書かれているが、Suicaなどの他の交通系ICカードも問題無く読み取り可能だ。
かわいいカモノハシのキャラクターが表示されたら、画面下部の「ICOCAをスキャンする」を押し、カードをスマートフォンの背面に当てる。

これで画面上に残高が表示され、残高に応じてカモノハシの表情も変化するはずだ。

WESTERアプリをインストールしておけば交通系ICカードの残高確認以外にも、JR西日本の運行情報の通知をリアルタイム受信したり、WESTERポイントを貯めたりといったことも可能だから、JR西日本を利用する人は入れておいて損は無いと思う。
JR東日本アプリ

ただ、多くの方は「私はJR西日本に乗らないからWESTERアプリの残高確認機能以外はいらない」、「交通系ICカードの残高以外にWESTERでご確認できることが無い」と考えているだろう。
そういう方々には3つ目のJR東日本アプリがおすすめ。
実はWESTERは前座で、こっちが本当に解説したい方法だったりする。
確認方法
JR東日本アプリで交通系ICカードの残高確認を確認する方法は、アプリを起動したら右下の「もっと見る」を押す。

少し下にスクロールして、移動をサポートの中にある「Suica残額確認」を押す。

Suicaと書かれているが、WESTERと同様に他の交通系ICカードも問題無く読み取れる。
読み取りを開始を押したら、カードをスマートフォンの背面に当てる。

そうしたら残高はもちろんだが、なんとICカードの利用履歴も表示される。

このJR東日本アプリは前の2つの方法とは違い、直近20件のICカードの利用履歴を表示できるのだ。これがJR東日本アプリで確認するメリットだ。
さらにJR東日本アプリはアプリ内の乗換案内がとても優秀。
どのルートが早いのかが視覚的に分かりやすく表示されるため、他の乗換案内よりも分かりやすい。
もちろん日本全国の公共交通機関の検索に対応しているから、JR東日本を利用しない人にもおすすめの乗換案内アプリだ。
おサイフケータイアプリかJR東日本アプリがおすすめ

今回はスマートフォンで交通系ICカードの残高を確認する方法として
- おサイフケータイアプリ
- WESTER
- JR東日本アプリ
の3つの方法を解説したがいかがだっただろうか?
僕の個人的にはアプリインストール不要なおサイフケータイアプリか、乗換案内アプリとしても日常使いしやすいJR東日本アプリがおすすめ。
交通系ICカードの残高確認ができるアプリは沢山あるが、そのほとんどは誰が開発しているのかが不明な怪しいアプリが多い。
一方で今回紹介したアプリは全て有名企業が提供しているアプリだから信頼性も高い。
今までよくわからないアプリで残高確認をしていた方は、この機会にぜひこれらのアプリを利用してみてほしい。