まいどおおきに、ねやです。
突然だがみなさんはキャッシュレス決済は何を使っているだろうか?
クレジットカードの人もいれば、PayPayや楽天ペイなどのQR決済を使っている人もいるだろう。
そんな多数のキャッシュレス決済がある中で今回は、モバイルSuicaとモバイルICOCAの魅力を紹介していく。
モバイルSuicaは電車で使うものだという印象が強いから、お買い物で使っている人は少ないのではないだろうか?
今回はそんな固定観念を払拭するべく、モバイルSuicaやモバイルICOCAが電車以外の利用でも魅力的だということを解説していく。
モバイルSuicaやモバイルICOCAへの考え方を変えるきっかけにしてほしい。
【結論】爆速・お得・シンプル
まずモバイルSuicaとモバイルICOCAの魅力を結論から言ってしまうと、「爆速・お得・シンプル」という3点だ。
それぞれの理由は下記の通り。
- 決済スピードが爆速
- 1.5%ポイント還元
- 複雑な条件が無い
ここからそれぞれ詳細に解説していく。
あとここからはモバイルSuicaとモバイルICOCAを、まとめてモバイル交通系と表現させていただく。
※モバイルPASMOはこの記事では当てはまらないから注意
モバイル交通系の魅力
それではモバイルSuica、モバイルICOCAの魅力3つを解説していく。
決済スピードが爆速
まずは何と言っても交通系ICは決済が爆速。
みなさんご存知の通り、電車の改札機はタッチした瞬間に通れる。
これは電車以外の店舗もほぼ同様で、タッチして1秒くらいで決済が承認されるくらい爆速で決済できる。
QRコード決済だとアプリを開いてQRコードが出るのを待って店員さんにスキャンしてもらってようやく決済完了、と冷静に考えたらそれなりの手間がかかる。
一方でモバイル交通系であればそんな作業は不要。
アプリを開かなくてもスマホをかざすだけで決済完了。楽。
最近流行りのクレジットカードのコンタクトレス決済(タッチ決済)もかなり早く決済できるが、交通系ICには遠く及ばない。
決済の早さで交通系ICの右に出るものはおそらく存在しないと思う。
1.5%ポイント還元
そしてモバイル交通系は決済が爆速なだけではない。
あまり知名度は高くないが、実はポイント還元率が1.5%とかなり高い。
対象のクレジットカードからのチャージという条件はあるが、1000円チャージで15ポイント貰えるのはかなり魅力的。
仮に1カ月に10万円ペースでチャージするのであれば、年間で18000ポイントも貰えるからこれだけで1ヶ月分の昼飯くらいは賄えるのではないだろうか?
ポイント還元率1.5%の電子マネーはほとんど無い
「ポイント還元率1.5%ってQR決済でもあるんじゃないの?」って思う人もいるかもしれない。
確かに少し昔は多くのQR決済が1.5%以上の還元率を叩き出していた。
しかし今のQR決済は還元率をこぞって改悪し、1%を超えるものは少数派になってしまった。
大手のQR決済だと楽天ペイくらいしか無い。
そのためモバイル交通系は1.5%の還元率が得られる電子マネーとして、貴重な存在だ。
少額決済でもポイントが付く
さらにモバイル交通系のポイント還元はチャージ時にされるから、100円未満の少額決済であってもポイント還元がある。
他の電子マネーは利用時にポイント還元されるものがほとんどで、100円未満は切り捨てられてポイント還元されるから、地味だがこの点もモバイル交通系は優位だ。
複雑な条件が無い
これは先ほどのポイント還元と関係するが、モバイル交通系には1.5%還元にするための複雑な条件は一切ない。
対象のクレジットカードからチャージする、これだけで誰でもどの店舗でも1.5%だ。
他社の電子マネーだと、「決済回数で還元率が変わります」や「一部の店舗は還元率が変わります」、「還元率を上げるには年会費のかかるクレカを使ってください」といった面倒くさい条件があることが多い。
モバイル交通系にはこれらの条件は基本的に無いから何も考えずにお得に利用できる。
得をするために何も考えなくていいのは、精神的にすごく楽だと思う。僕は。
ポイントも簡単に使える
そして獲得したポイントの利用もとても簡単。
1ポイント1円のレートでモバイル交通系にチャージすることができるから、ポイントの使い道に困ることがないというのも精神的に楽だ。
使える店は意外と多い
あと交通系ICは、使えない店のほうが少ないくらい使える店も多い。
見落としがちだが、いくらメリットが多かったとしても使える店が少なかったら意味が無いから、ここも重要。
コンビニはもちろん、スーパーや飲食店、100円ショップなど、みなさんがよく行く店舗はほとんど使えるはずだ。
なんなら自動販売機やコインロッカー、ドン・キホーテといったQR決済は使えないが交通系は使える店舗もあるくらいだ。
したがっていざ登録したけど使える店舗が少なすぎて、結局使わなくなったということになる可能性は低いだろう。
モバイル交通系の魅力まとめ
改めてモバイル交通系の魅力をまとめると下記の通り。
- 決済スピードが右に出るものはいないほど爆速
- 対象クレカからのチャージで1.5%ポイント還元
- ポイント還元に複雑な条件が無い
これだけの魅力があってモバイル交通系を使わない理由はあるだろうか?
いや無い!と言いたいところだが、モバイル交通系にももちろんデメリットがある。
ここからはそれらデメリットを解説していく。
モバイル交通系のデメリット
モバイル交通系のデメリットは下記の通り。
- 1回の決済上限額は2万円
- 小規模店舗では使えないことが多い
- FeliCa対応スマホでないと使えない
- 機種変更時の移行が面倒
- モバイルICOCAの1.5%還元は期間限定
1回の決済上限額は2万円
まず交通系ICはモバイルを含め2万円までしかチャージできない。
よって決済上限額は2万円となる。
QRコード決済では10万円を超える高額決済が可能なものが多いから、高額決済においてはモバイル交通系よりもQRコード決済のほうが強い。
小規模店舗では使えないことが多い
そして交通系ICは個人経営などの小規模店舗では使えないことが多い。
そういう店舗はPayPayなどのQRコード決済だけ対応しているというところがほとんどだから、この点でもQRコード決済にも軍配が上がる。
FeliCa対応スマホでないと使えない
交通系ICではFeliCaという通信機能を使って決済をしているのだが、スマートフォンによってはこの機能に対応しておらず、使えない機種がある。
iPhoneであれば7以降の機種は全て対応しているが、Androidだと海外メーカーを中心に対応していない機種も多い。
クレジットカードのコンタクトレス決済やQRコード決済であればほぼ全ての機種で使えるから、この点でも交通系は弱い。
機種変更時の移行が面倒
モバイル交通系の弱さは他にも機種変更時のデータ移行の手間などもある。
モバイル交通系は機種変更をするときに、一度カードの情報をサーバーに預ける必要がある。
QRコード決済などのように、新しいスマホでログインして移行完了とならないから注意。
とはいってもスマホの機種変更なんて、スマホオタクでも無い限り数年に1度しかしないと思うから、大したデメリットでは無いと思う。
モバイルICOCAの1.5%還元は期間限定
これは1.5%ポイント還元目的でモバイルICOCAの登録を検討している人に注意だが、モバイルICOCAの1.5%還元は期間限定らしい。
今のところ終了時期は未定だが、いずれ改悪されるから注意。
とはいっても改悪は他の電子マネーでも日常茶飯事。
ポイント還元重視なら、改悪されたら乗り換えるというスタンスでいるのが重要だと思う。
あと最初から期間限定だと公表しているだけ、あたかも恒常キャンペーンを装ってしれっと改悪する他の電子マネーよりも印象は良い。
注意点まとめ
ここまで解説した注意点をまとめると下記の通り。
- 2万円までしかチャージできないから1回の決済上限額は2万円
- 個人経営など小規模店では使えないことが多い
- FeliCaという通信規格に対応しているスマホでないと使えない
- 機種変更時に若干手間がかかる
- モバイルICOCAの1.5%還元は期間限定
日常的に高額決済をするような人や、個人商店を中心に利用する人はモバイル交通系はあまり向かないかもしれない。
爆速でお得にお買い物をしたいならモバイル交通系!
ここまでモバイル交通系(モバイルSuica・モバイルICOCA)の魅力と注意点を解説したが、いかがだっただろうか?
決済上限額や対応スマホなどがネックになるが、それでも決済スピードやポイント還元の高さは魅力的だと思う。僕は。
電車でしかモバイル交通系を使っていなかった人も、お買い物で使ってみてはいかがだろうか?
最後にモバイル交通系を使う際におすすめのクレジットカードを紹介する(というかこのクレジットカードじゃないと1.5%ポイント還元は無いからほぼ必須)。
モバイルSuicaには「ビックカメラSuicaカード」
まずモバイルSuicaはビューカードというJR東日本発行のクレジットカードがおすすめ。
このクレジットカードからモバイルSuicaにチャージすることで、JREポイントで1.5%のポイント還元が得られる。
獲得したJREポイントは1ポイント=1円でSuicaにチャージできるから無駄なくポイントを利用できる。
ただしビューカードは年会費がかかるものが多い。
ビックカメラSuicaカードが唯一年1回利用で年会費無料になるから、モバイルSuica目的ならこれがおすすめだ。
モバイルICOCAには「OSAKA STATION CITY J-WESTカード」
そしてモバイルICOCAはJ-WESTカードというJR西日本発行のクレジットカードがおすすめ。
このクレジットカードからモバイルICOCAにチャージすることで、WESTERポイントで1.5%のポイント還元が得られる。
J-WESTゴールドカードであればなんと3%還元だ。
こちらも獲得したWESTERポイントは1ポイント=1円でICOCAにチャージできる。
還元率的にはJ-WESTゴールドカードが魅力的だが、年会費が11000円かかるからICOCAチャージだけで元を取るのは難しいと思う。
だから個人的には一般ランクのJ-WESTカードがおすすめ。
その中でもOSAKA STATION CITY J-WESTカードは、他の一般J-WESTカードよりも若干スペックが高いから、迷ったらこれでいいと思う。
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