ダイソーのUSB-Cイヤホン変換ケーブルを買ってはいけない理由【新型もゴミ】

スマホ

まいどおおきに、ねやです。

以前ゴミとレビューした、ダイソーのUSB-Cをイヤホン変換ケーブルだが…

充電しながら使えるようになった新型が発売されていたから、今回はこれをレビューする。

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【結論】ゴミ

最初に言ってしまうが、新型もゴミだから絶対に買ってはいけない。

旧型よりも外観の面で進化しているが、肝心の中身が全く同じ。
少しは中身も進化しているのかと思ったが、全然そんなことはないから有名メーカー品を買ってほしい。

具体的にどこがゴミなのかは後ほど解説する。

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ダイソーのUSB-Cイヤホン変換ケーブルの概要

330円の製品 出典:https://jp.daisonet.com/collections/electricity0208/products/4550480348803

今回レビューする新型のUSB-Cイヤホン変換ケーブルは2種類ある。

  • 550円の同時に充電ができるもの
  • 330円のイヤホン変換機能のみのもの

の2種類だ。

この記事では550円の同時に充電ができるものだけを開封レビューするが、330円も同時に充電ができないこと以外は同じだからその点を除いて参考にしてほしい。

パッケージ

550円の製品

パッケージは旧型と全く同じ厚紙とプラスチックでサンドされたやつ。
安っぽいが糊付けされていないから捨てやすくて助かる。

外観は大幅進化

パッケージは安っぽいが製品の見た目は明らかに良くなっている。

旧型はApple純正品をパクったようなデザインで、耐久性が低そうだった。
だけど新型は中華製品によくある布ケーブルと金属製コネクタに変わっている。
耐久性という面では進化していそうだ。

写真の550円は充電ができるようにUSB-Cのメスのポートが付いているが、330円は充電ができないから付いていない。

これがゴミな理由

外観は良くなっている。
じゃあ変換ケーブルとしての実用性はどうなのかだが、さきほども言った通りゴミだ。

個人的にゴミだと思った点は下記の通り。

  • 音質が悪い
  • 最初の0.05秒くらいが無音
  • 音量調整のレンジが狭い
  • 急速充電非対応

音質が悪い

550円に音質を求めるのも酷かもしれない。

だけどはっきり言ってしまう。音質は悪い。
音の透明感が無いし、低音も弱いから、音質面では旧型から全く進化していない。
Apple純正品と比較したが、2000円くらいのイヤホンでも差がわかる。

よく見たらiPadに接続したときに表示されたデバイス名(この変換ケーブルの名前)が、旧型を同じ「AB13X USB Audio」だった。
つまりほぼ確実に旧型と同じDACを搭載している。
DACが同じということは音質が変わらないのも納得だ。

最初の0.05秒くらいが無音

音ゲーもちょっとしんどいかも

これも旧型と同様だが、再生を始めても最初の0.05秒くらいは全く音が出ない。
同じDACだからこのクソ仕様ももちろん引き続き搭載されている。

0.05秒くらいなら問題ないと思うかもしれないが、ドラムのクラッシュシンバルから始まる曲だと違和感が半端ない。
音楽鑑賞だけでなくゲームや動画編集においてもプレイに支障が出たり、効率が落ちる原因になる。

ケチって安物を買って得をしても、ストレスが溜まったり時間がかかったりして損をしてしまっては元も子もない。

音量調節のレンジが狭い

これは大した問題ではないが、音量調節のレンジが8段階くらいしかないから、音量ボタンを2〜3回押さないと音量が変わらない。
そして音量が変わったとしても一気に変わるから、音量の微調節ができない。
おまけに音量最小設定だと全く音が出ないという、地味に使用感に影響が出る仕様もある。

Apple純正品だと、内蔵スピーカーの音量調節と同等レベルでスムーズに調節できるから、こういった細かいところでも価格差が現れている。

急速充電非対応

あと550円のほうにあるUSB-Cポートは、USB-PDといった急速充電規格には対応していない。10Wが最大。

値段を考えればしょうがない気もするが、近年のスマホの電池は大容量だから充電がめちゃくちゃ遅い。
あくまでおまけ機能だと思っておいたほうがいい。この機能のために220円を払うのはコスパが悪い。

何時間も使うとかじゃなければ、これを使わないときに急速充電したほうが良いと思う。

ゴミな点まとめ

ここまで長々とこの変換ケーブルがゴミである理由を解説してきたが、まとめると

  • 2000円のイヤホンでも差が分かるくらい音質が悪い
  • 再生始めの0.05秒くらいが無音になるから、様々な用途で支障をきたす
  • 音量調整のレンジが狭いから音量の微調節ができない
  • USB-Cポートが急速充電非対応だから充電速度が遅い(550円)

この3点がゴミである理由だ。

用途によってはこれらは問題無いと感じる人もいるかもしれないが、大多数の人の用途では間違いなくデメリットとなる。
とりあえず安いイヤホン変換ケーブルがほしいという理由では絶対に買ってはいけない。

【結論】有名メーカー品を買え

では何を買えばいいのかだが、最初にも言ったとおりAppleやエレコム、オーディオ系ブランドなどの有名メーカー品を買おう。

こちらの方が品質の高いDACを搭載しているから音質は良いし、充電しながら使えるものであれば急速充電に対応。もちろん最初の0.05秒が無音になるといった悪ふざけみたいな仕様も無い。

1500円くらいのもので99%の人は満足できる

だけど別に1万円を超えるような高級DACを買う必要は無い。1500円も出せば99%の人が満足できる音質の製品が手に入る。

ダイソーの5倍だが、毎日使うのであれば1500円なんて誤差。むしろQOLが上がることによって日々のパフォーマンスが上がることを考えれば、長期的にはプラスになる。

おすすめ製品

ここからはおすすめの製品を3つピックアップする。どの製品を選べばいいのか分からないときの参考にしてほしい。

iPhone・iPadユーザー向けの無難製品

ハイレゾ対応

有名メーカー最安

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