まいどおおきに、ねやです。
のほほ~んと旅行の計画を立てていると、JR北海道がとんでもないきっぷを発表していました!
それは真冬の北海道の寒さをも吹っ飛ばすくらいアツいきっぷです!
ということで今回はJR北海道が発表した「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」(以下、6日間周遊パス)とんでもないところ、そして僕がこのきっぷを使おうと思った理由を紹介してきたいと思います。
今回のきっぷは以前紹介した「どこでもきっぷ」や「近鉄全線3日間フリーきっぷ」よりもとんでもないから、ぜひ最後まで見てほしい。
どこでもきっぷと近鉄全線3日間フリーきっぷの記事は下記からご覧ください。
2022/03/01追記
現在6日間周遊パスは、発売を休止しているようです。
発売再開等の最新情報はJR北海道のホームページをご覧ください。
2022/04/21追記
かなり前に発売再開していたようです。
有効期間・発売期間が延長されていたので、記事の一部を修正しました。
6日間周遊パスの概要
さて、早くとんでもないところを紹介していきたいところだが、まずは6日間周遊パスの概要を以下の表にまとめたからそれを見てほしい。
形態 | フリーきっぷ(乗り降り自由) |
フリーエリア | 北海道新幹線を除く、JR北海道全線・JR北海道バス |
有効期間 | 6日 |
特急列車 | ○ |
新幹線 | × |
指定席 | ○(4回まで無料) |
グリーン車 | ▲(要グリーン券) |
価格 | 12000円 |
発売期間 | |
利用可能期間 | |
備考 | 発売枚数制限あり(発売枚数非公表) |
この表を元に、ここから6日間周遊パスのとんでもないところ(コスパ爆発しているところ)と注意点を紹介していく。
コスパ爆発しているところ
まずはコスパ爆発しているところを紹介していく。
1, JR北海道全線・JR北海道バスが乗り放題
1つ目は北海道新幹線以外のJR北海道全線が乗り放題。
あのクッソ広い北海道の全エリアをこのきっぷ1枚でカバーできる。
それだけでなく、JR北海道バスのほぼすべての路線も乗り放題。
これで鉄道の本数が少ないところや走っていないところもこのきっぷでカバーできる。
だが、ほとんどの都市間バスには乗れないから、メインは鉄道で、バスはサブとして活用するのがいいだろう。
乗れないバス路線は下記の通り。
- 札幌~旭川(高速あさひかわ号)
- 札幌~帯広(ポテトライナー)
- 札幌~紋別(流氷もんべつ号)
- 札幌~えりも(高速えりも号)
- 札幌~広尾(高速ひろおサンタ号)
2, 有効期間が6日
2つ目は有効期間が6日間ということ。まあきっぷ名見ればすぐわかるよねw
めちゃくちゃ長いからたくさんの観光地を訪れたり、北海道の雄大な車窓をたくさん見たり、JR北海道全線完乗したりして、旅の思い出をたくさん作れるだろう。
(僕はちょっと長すぎるかなと思うけど)
3, 特急列車乗り放題
3つ目は特急列車に乗れること。
しかも自由席なら乗り放題だから、移動時間が長くなりがちな北海道での移動が少し快適になる。
そして指定席も4回までなら無料。
有効期間に比べて指定席に乗れる回数が少ないから、指定席に乗るタイミングはよく考えたほうがいいだろう。
4, 旅先で様々な特典を受けられる
4つ目は観光型きっぷでは当たり前の、特典サービス。
ただ内容がショボくて僕はたぶん使わないから、ここでは紹介しない。
気になる人はJR北海道の公式ホームページから確認してほしい。
5, 信じられないくらい安い
5つ目は値段。
これだけ付加価値が付いたきっぷなんだから、もちろん高いんだよね?と思いますよね。
12000円です。
もう1回言います。
12000円
です!
僕も一瞬疑いましたが、本当に12000円でした。
普通列車しか乗れない青春18きっぷ(12050円)よりも安い。
安すぎひん!?
この値段には理由があって、実はこのきっぷ本来は24000円する。
だが、北海道から「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」の補助金を貰うことで、半額にすることができた。
だから破産寸前なJR北海道でも、12000円という異常な値段を実現できたのだ。
まあこれだけ付加価値付いているなら、僕は24000円でもコスパ爆発していると思うけど。
まとめ
さてここまで紹介したコスパ爆発している理由をまとめてみる。
- JR北海道全線・JR北海道バスが乗り放題
- 有効期間が6日
- 特急列車乗り放題
- 旅先で様々な特典を受けられる
- 信じられないくらい安い(12000円)
12000円で6日間JR北海道全線の特急とJR北海道バスが乗り放題は強すぎる。
ここまでインパクトのあるきっぷがあっただろうか?いや無い!(反語)
これはコスパ爆発(ばくはつ)どころかコスパ暴発(ぼうはつ)している。
注意点
ただ、安いきっぷは必ずワケアリである。
どこでもきっぷは例外であったが、このきっぷは信じられないくらい激安だから必ずワケアリだと僕は思っている。
ということでここからは6日間周遊パスを使う上での注意点を紹介していく。
1, 子ども用は無い
1つ目は子ども料金の設定が無いこと。
つまり小学生以下も大人料金を払わないといけない。
「大人になってから乗ってね♪」ということなのだろうか?
家族一緒にこのきっぷを使って旅行に行こうと思っている人は少し考え直したほうが良いかもしれない。
まあ大多数の人には関係ないね。
2, 記名式
2つ目は記名式ということ。
つまりきっぷに使う人の名前を書かないと使用できない。
一人で使い切るなら問題ないが、「使いきれなかったから友達にあげよ。」ということはできない。
記名した人と違う人が利用しても多分バレないと思うが、バレたときのリスクが大きすぎるから、不正利用はやめたほうがいいだろう。
3, 発売枚数が決まっている
3つ目は発売枚数が最初から決まっているということ。
このきっぷは補助金を貰って発売していると先程話したが、補助金もいくらでも貰えるわけじゃないから、発売枚数を制限している。
ただ具体的に何枚発売するとは書いてなく、どれくらいで売り切れるかは全く予想がつかないから、このきっぷを使う予定なら早めに購入したほうがいいかもしれない。
4, 北海道内でしか購入できない、購入は前日まで
最後4つ目は北海道内でしか購入できないことと、前日までに購入しないといけないこと。
つまり、道民以外は前泊必須。
どこでもきっぷにも言えるのだが、なぜ頑なに当日購入をさせてくれないんだ。
マジで意味がわからない。
まとめ
6日間周遊パスの注意点をまとめる。
- 子ども用は無い
- 記名式
- 発売枚数が決まっている
- 北海道内でしか購入できない、購入は前日まで
3つ目の発売枚数が決まっているということが一番の注意点かもしれない。
自分が気づかない間に売り切れている可能性があるから、計画は早めに立てたほうがいいかもしれない。
6日間周遊パスは北海道民向けきっぷ?
僕がこの記事を書きながら、きっぷを調べていた感じ、6日間周遊パスは道民向けきっぷという側面が強いなと感じた。
なぜならきっぷの発売箇所が書かれているところに、このような記載がされていたから。
※JR北海道が北海道の事業「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」に参画し設定するきっぷのため、JR北海道以外では発売いたしません。
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Otoku/006616/
この「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」はどうやら、道民向けのキャンペーンらしい。
つまりこのきっぷは道民向けのキャンペーンのために企画されたきっぷなのだ。(たぶん)
だから北海道外で買えないんだと思う。しらんけど。
結論「道民以外も使える、道民向けきっぷ」
とりあえず北海道民向けきっぷであるということは分かったが、JR北海道のホームページを見ても、「道民限定」とはどこにも書いていなかった。
だから道民以外でも普通に使える。
もちろんきっぷを買うために前泊する必要があるが、前泊自体そんな難しいことではないから、道民以外でもきっぷの入手は比較的容易。
そして前泊することによるリターンが12000円で6日間JR北海道乗り放題と、非常に大きいから、前泊する価値は十分あると僕は思う。
外部リンク
JR北海道のお得なきっぷHOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス | JR北海道公式